公務員ライブラリ

論文・面接の対策はいつから、どう進める?公務員試験の論文試験・面接と講座の添削・模擬面接

公務員試験の多くは、筆記試験のほかに、論文試験(テーマについて決められた時間で文章を書く試験)と面接があります。国家一般職(国の役所で事務などの仕事をする職員の採用試験)では、論文と面接を合わせると配点の3分の1です。論文は筆記試験の勉強と並行して書く練習をし、面接は筆記試験が終わった後に本格的に準備します。

まず、結論

  • 結局、いつから何をする?

    論文は、筆記試験の勉強と並行して、時間を計って書く練習をします。書いた論文は、添削(講師などが読んで直すこと)を受けます。 面接は、筆記試験が終わった後、面接試験の1か月ほど前から本格的に準備します。 自分の経験を整理することと、志望する役所の仕事を調べることは、それより前から始めます。

  • 国家一般職で、論文と面接の配点は?

    行政区分(法律・経済などの専門試験がある、ふつうの受け方)では、一般論文試験が9分の1、人物試験(面接)が9分の2です。 合わせると、教養試験(基礎能力試験)の9分の2より大きい比率です。 人物試験は5段階で評価され、最も低いEの評価だと、ほかの試験の点数にかかわらず不合格になります。

  • 講座の添削・模擬面接は、どこを見る?

    回数を見ます。回数に上限のある講座と、回数の制限なく受けられる講座があります。 同じ予備校でも、プランによって回数が違います。 回数の多いプランは、受講料も高くなります。

  • 本で準備するなら?

    論文の本には、書き方を学ぶ本と、テーマの知識を集める本があります。論文の本の比較で比較できます。 面接の本には、面接カード(面接の前に出す、志望動機などを書く用紙)の書き方や、よく聞かれる質問を載せた本があります。面接の本の比較で比較できます。

国家一般職の論文と面接

一般論文試験は、第1次試験の日に、1題を1時間で書きます。文章で表現する力と、課題を理解する力を見る試験です。 一般論文試験は、第1次試験に合格した人の分だけを採点し、最終合格の判定で点数に加えます。 人物試験は、7月の第2次試験で行う個別面接です。人柄と、人と接する力を見ます。面接の参考にするため、性格検査もあります。 人物試験はA〜Eの5段階で評価され、Eの評価だと不合格です。 教養区分(専門試験がなく、大学3年生から受験できる受け方)は、一般教養論文試験が1題1時間20分で配点の9分の2、人物試験が9分の2です。 出典:人事院「2026年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)受験案内」「合格者の決定方法」 最終合格の後、採用されるには、志望する府省を訪ねて面接を受けます(官庁訪問)。

地方上級・市役所の論文と面接

論文を第1次試験で行う自治体と、第2次試験で行う自治体があります。 面接の形式も自治体ごとに決まり、個別面接・集団面接・集団討論(受験者どうしで話し合う試験)があります。 地方自治体の試験は、面接の配点の比率が高い傾向があります。 出典:アガルート「[公務員試験勉強はいつから始める?おすすめの勉強法とスケジュール例を紹介](https://www.agaroot.jp/komuin/column/study-from-when/)」、LEC「[大学生の公務員試験の勉強はいつから?](https://www.lec-jp.com/koumuin/about/start.html)」 論文の字数・時間と、面接の形式・配点は、志望する自治体の募集要項(試験を行う役所が出す試験の案内)で確認してください。

論文の準備の進め方

択一式(選択肢から答えを選ぶ形式)の勉強と並行して、論文の準備も進めます。 本番と同じ時間を計って実際に書き、書いた論文はほかの人に添削してもらいます。 試験の3〜4か月前(2月ごろ)から、週に1通のペースで書いて添削を受ける進め方もあります。 出典:LEC「[大学生の公務員試験の勉強はいつから?](https://www.lec-jp.com/koumuin/about/start.html)」、アガルート「[公務員試験勉強はいつから始める?おすすめの勉強法とスケジュール例を紹介](https://www.agaroot.jp/komuin/column/study-from-when/)」

面接の準備の進め方

面接は筆記試験に合格した人だけが受けるので、先に筆記試験の対策に時間を使います。 本格的な準備は、筆記試験が終わった後、面接試験の1か月ほど前から始めます。 準備は、自己分析(自分の経験や強みを整理すること)と、志望する役所・自治体の仕事を調べることから始めます。 出典:TAC「[公務員試験の勉強はいつから始める?おすすめの勉強法を紹介](https://www.tac-school.co.jp/kouza_sogo_komuin/about_Civil_service_examination/study_start.html)」、スタディング「[公務員試験対策はいつから始める?](https://studying.jp/komuin/about-more/since-when.html)」

併願コースの添削・模擬面接の回数

大学生向けの併願コース(教養試験と専門試験の両方を学び、複数の試験に備えるコース)で、論文の添削と模擬面接(本番と同じ形で行う面接の練習)の回数は次のとおりです。 TACの総合本科生 面接の対策が11回で、模擬面接は繰り返し受けられます LECのスペシャルコース 論文・面接などの対策が22回あります アガルートの【教養+専門型】地方公務員・国家一般職・専門職カリキュラム フルは教養論文の添削5回と、模擬面接・面接カードの添削が回数の制限なし。ライトは教養論文の添削1回と、模擬面接・面接カードの添削が合わせて3回まで スタディングの総合対策パック 通常版は論文の添削・模擬面接が各3回。合格フルサポート版は、論文の添削・模擬面接を含む担任講師のカウンセリングが回数の制限なし 公務員のライトの公務員まるごと合格クラス(6ヵ月コース) 論文の添削3回と、面接の個別指導3回 クレアールの行政系(教養・専門)マスターコース 標準サポートプランは論文(作文)の添削・模擬面接が各3回。フルサポートプランは回数の制限なし 東京アカデミーの通年講座 行政クラスの通信講座は、第1次試験に合格すると、申し込んだ校舎で面接の練習を1回受けられます。 プランごとの受講料の違いは、アガルートのフルとライトの違い、スタディングの通常版と合格フルサポート版の違い、クレアールの標準サポートプランとフルサポートプランの違いで比較できます。 コースの受講料・期間・教材は、大学生向けの併願コースの比較で比較できます。