公務員ライブラリ

国家総合職と国家一般職は、何が違う?仕事・試験・日程

国家総合職は、国の府省で法律・予算などの政策をつくる仕事を担当する職員の試験です。国家一般職は、府省やその出先の機関で、主に事務の仕事を担当する職員の試験です。試験の日が重ならないので、国家総合職も国家一般職も受験できます。

まず、結論

  • 結局、どちらを受験すればいい?

    法律・予算・制度をつくる仕事がしたいなら、国家総合職を受験します。 決まった制度に沿って事務を進める仕事がしたいなら、国家一般職を受験します。 迷うなら、国家総合職も国家一般職も受験できます。2026年度の第1次試験は、国家総合職が3月15日(日)、国家一般職が5月31日(日)でした。

  • 試験は、どちらが難しい?

    国家総合職は、第2次試験に専門試験の記述式(答えを文章で書く試験)と政策論文試験があり、勉強する量が多くなります。 2026年度の合格率(最終合格者数÷受験者数)は、国家総合職(大卒程度。教養区分を除く)が17.1%、国家一般職(大卒程度)が43.5%でした。 ほかの年度の合格率の推移も確認できます。

  • 大学2・3年生で受験できる?

    国家総合職にも国家一般職にも、専門試験がなく、大学4年生より前に受験できる教養区分があります。 国家総合職の教養区分は、主に大学2年生から受験できます。春と秋の年2回です。 国家一般職の教養区分は、主に大学3年生から受験できます。

仕事の違い

国家総合職は、政策の企画・立案や、調査・研究を担当する職員の試験です。法律・予算・制度の案をつくったり、そのための調査をしたりします。 国家一般職は、主に事務処理などの決まった手順の仕事を担当する職員の試験です。決まった制度や手順に沿って、事務を進めます。 国家一般職は、東京・霞が関にある各府省の本部(本府省)のほか、全国にある出先の機関(地方機関)でも採用します。

試験の違い(大卒程度)

国家総合職の第1次試験は、基礎能力試験(教養試験)と専門試験(選択式)です。第2次試験は、専門試験(記述式)・政策論文試験・人物試験(面接)です。 国家一般職の行政区分の第1次試験は、基礎能力試験・専門試験(選択式)・一般論文試験です。第2次試験は、個別面接です。 国家総合職では、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)・TOEIC(Test of English for International Communication)・IELTS(International English Language Testing System)・英検のスコアで、総得点に点数が加わります。 15点が加わるのは、TOEIC(Listening & Reading)600以上・TOEFL(iBT)65以上・IELTS 5.5以上です。 25点が加わるのは、TOEIC(Listening & Reading)730以上・英検準1級以上・TOEFL(iBT)80以上・IELTS 6.5以上です。

日程の違い(2026年度)

国家総合職(大卒程度)は、第1次試験が3月15日(日)、最終の合格発表が5月29日(金)でした。 国家一般職(大卒程度)は、第1次試験が5月31日(日)、最終の合格発表が8月12日(水)でした。 試験ごとの申し込み・試験日・合格発表の日は、公務員試験はいつ?国家総合職・国家一般職・国家専門職の申し込み・試験日・合格発表の日程にまとめています。

合格から採用まで

国家総合職も国家一般職も、最終合格した人が採用候補者名簿(最終合格した人が載る名簿。府省はこの中から採用する人を選ぶ)に載り、志望する府省の面接(官庁訪問)を経て採用が決まります。

講座を比較する

国家総合職(法律区分)のコースは、国家総合職(法律区分)のコースを予備校で比較する(2027年合格目標)で比較できます。 国家総合職(教養区分)のコースは、国家総合職(教養区分)のコースを予備校で比較する(2027年合格目標)で比較できます。 国家一般職などを併願する大学生向けのコースは、大学生向けの併願コース(教養+専門、2027年合格目標)を予備校で比較するで比較できます。