公務員ライブラリ

市役所の職員になるには?市役所の試験の日程と形式

市役所(都道府県・政令指定都市以外の市)の職員の採用試験は、市ごとに行います。日程と試験の形式は市ごとに違うので、志望する市の募集要項(市が出す試験の案内)で確認します。

まず、結論

  • 結局、どうすればいい?

    志望する市を決めて、その市のホームページで、その年度の募集要項を確認します。 第1次試験(最初に行う試験。主に筆記試験)が、教養試験か、SPI・SCOAなどの適性検査か、専門試験もあるかで、勉強する範囲が決まります。 第1次試験の日が違う市は、併願(複数の試験を受験すること)できます。

  • 試験の日程は?

    市役所の試験には、多くの市が同じ日に第1次試験を行う日程があり、6月の日程は「A日程」、7月は「B日程」、9月は「C日程」と呼ばれます。 2026年度は、B日程が7月12日(日)、C日程が9月20日(日)、D日程が10月18日(日)でした。 この日程とは別に、市が独自に日程を決める試験もあります。

  • どんな試験がある?

    教養試験(数学・国語のような基礎の力と、社会・理科などの一般常識の試験)で受験する試験があります。 専門試験(憲法・民法・経済学など、大学の専門の科目にあたる試験)がなく、SPI・SCOAなどの適性検査で受験する試験もあります。 専門試験のある試験もあります。 どの形式かは、市と年度で変わります。

市役所の試験の日程

市役所の試験は、6月(A日程)・7月(B日程)・9月(C日程)の、多くの市が同じ日に第1次試験を行う日のどれかで行うことが多くあります。2026年度は、B日程が7月12日(日)、C日程が9月20日(日)、D日程が10月18日(日)でした。 同じ日程の市どうしは、第1次試験の日が同じなので、1つしか受験できません。日程が違う市は併願できます。 市がどの日程で試験を行うかは、市の募集要項で確認してください。 出典:実務教育出版「[公務員試験の年間スケジュール](https://www.jitsumu.co.jp/news/preparation/20251204-1.html)」、TAC「[2026年度 公務員試験の流れと日程](https://www.tac-school.co.jp/kouza_sogo_komuin/about_Civil_service_examination/Flow_and_schedule.html)」

教養試験・SPI・SCOA

教養試験は、ほとんどの公務員試験にある筆記試験で、数学の文章題・パズルのような論理の問題・表やグラフの読み取り・現代文や英文の読解と、社会・歴史・理科などの知識から出題されます。 SPI(Synthetic Personality Inventory)は、リクルートの適性検査です。言葉と計算の問題と、性格についての質問があります。 SCOAは、日本経営協会総合研究所の適性検査です。 SPIもSCOAも民間企業の採用で使われる検査で、市役所の試験では、会場のパソコンで受ける「テストセンター」の方式で行うことがあります。テストセンターの方式では、決められた期間の中で、受験する日と会場を自分で予約します。 出典:日本経営協会総合研究所「[SCOA総合適性検査](https://www.noma.co.jp/service/assessment/scoa/)」

独自の日程の例(呉市)

広島県呉市の令和8年度の一般行政(SCOA枠)は、第1次試験がSCOAだけで、専門試験はありませんでした。 SCOAは、全国約350か所のテストセンターで、4月3日から4月20日までの間に受験しました。 第2次試験は自宅などからのオンラインの個別面接、第3次試験は市役所での個別面接でした。 SCOA枠に申し込んだ人は、同じ年度の6月に行う一般行政の試験には申し込めません。 同じ市でも、試験の形式と時期が違う枠を分けて募集することがあります。 出典:呉市「令和8年度 呉市職員採用試験(SCOA枠)一般行政」

募集要項で確認すること

志望する市の募集要項では、次のことを確認します。 受験できる年齢と学歴 第1次試験の日と、申し込みの期間 第1次試験の科目(教養試験か、SPI・SCOAか、専門試験もあるか) 論文と面接の回数 同じ市のほかの枠と併願できるか その年度の募集要項が出る前は、前の年度の募集要項で傾向をつかめます。

勉強を始める

教養試験だけの試験や、SPI・SCOAで受験する試験を受けるなら、教養試験と論文・面接の対策で受験できます。教養試験・SPI向けのコースは、教養のみ・SPI(市役所)向けのコースで予備校ごとに比較できます。 専門試験のある市や、県・国家一般職と併願するなら、専門試験も勉強します。どの試験に専門試験があるかは、専門まで勉強する?教養のみ?で説明しています。 都道府県・政令指定都市の試験は、都道府県・政令指定都市の職員になるには?で説明しています。 志望する仕事と地域から試験と講座を絞るなら、志望から試験と講座を絞るで質問に順に答えてください。